河合町は奈良盆地の北西部に位置し、南北3.7km、東西4km、面積は８.３平方kmの緑豊かな町です。その名の示すとおり、大和川と多くの河川とが合流し、古代から河内と大和を結ぶ水路交通の重要な役割を果たしてきました。また、馬見古墳群をはじめ、日本書紀にも登場する奇祭“砂かけ祭り”で知られる広瀬神社など、先史時代からの歴史・文化遺産にも恵まれた町でもあります。
　 県内有数の規模で整備された馬見丘陵公園の、復元された「ナガレ山古墳」の頂きからは、伝説に彩られた大和三山を中心に、緑なす奈良盆地を一望することができます。東は若草山から三輪山にいたる青垣の山々、西は生駒・信貴から二上・葛城・金剛連山を、南は竜門山地を越えて吉野方面、さらには大峰山系の山々がパノラマのように広がります。この地方の文化に育まれた人々と、70年代に開発されたニュータウンの新住民が心合わせ発展を続ける街です。