多くの花に出会えた湖岸の道
参加者レポート 

 

前日から心配された雨も、ウォーキングを終え帰りのバスに乗車するまで何とか持ちこたえたのは、会員皆さんの日頃の精進の賜かと…。

歩くあちこちに蒲公英が咲き乱れ、湖に流れ込む河口には黄菖蒲、カラーの群生、そして街並みの庭先には珍しい花々。

湖岸を歩けば波の音にサクサクと砂を踏みしめる音が入り混り、若い頃キャンプしたことを思い出したりしました。行き着いた所では、月見草が咲き、傍らには辺り一面かわいいピンクの浜昼顔が咲き、記念写真を撮った橋の袂にはナンジャモンジャ(別名ヒトツバタゴ)の花がうっすら雪を被ったように咲いていました。花好きの者にとっては、数多くの花に出あえしあわせでした。

ウォーキングの途中で友人が体に異変を訴えたとき、先輩会員の方の行動のあたたかさに触れて豊かな気分になり、自分もそういう人になりたいと思い乍らゴールを目指しました。

道の駅ではこの春初めて目にしたワラビを買い、後日山菜ちらしずしでささやかな春を味わいました。

メタセコイヤの並木では「冬のソナタ」のドラマを思い出したりして、楽しく変化に富んだ一日になりました。

帰りのバスの車窓から見る雨に何故かさわやかな心地良さを感じ乍ら帰途につきました。

 

リーダー報告

河合町歩こう会としては3年ぶりのバス利用となりましたが、みなさんのご協力で無事行事を終えることが出来、喜んでおります。

33人全員がそろい7時55分プール前を出発。

雨の予報が出ているので、トイレと買い物の時間を早めてもらうよう要請。途中渋滞なし。道の駅「藤樹の里あどがわ」で買い物とトイレ、近江今津駅前には予定より30分早い9時50分に到着した。体操、スタッフ紹介の後11時00分ウォーキング開始。

すぐに今津港へ、街道の街並み、連綿と続く松林、琵琶湖に浮かぶ竹生島。伊吹山は雲の中からわずかに稜線が伺えるのみ。

水分補給の休憩を挟み12時10分今津浜園地へ。ここで昼食。雨はまだ降り出さず、「陽射しがないのでかえって歩きやすい」の声もあり一安心。入会間もないSさんご夫妻から「琵琶湖は初めて。感動しています」の言葉に励まされる。

昼食を終え再出発。沿線の風景は、右側の琵琶湖と松並木の景色は同じだが、山側はログハウスや別荘風の建物に加えてホテルなども目立つ。集合写真を撮り、知内川を渡ると高木浜オートキャンプ場、同じ車種の車で全国から集合した集団がステージで集会をしているのを見ながらトイレや散策、マキノ駅はもうすぐである。

14時40分終点のマキノ駅へ。待機していたバスに乗り込み、全員の無事を確認して出発。有名なメタセコイヤの並木の途中にある「ピックランド」で長めの休憩。このころから雨が降り出し、次第に本降りになってきた。改めて幸運をかみしめる。復路、渋滞で約30分のろのろ運転。京都に近づくころやっと解消 され、河合町プール前には20分遅れの18時20分に無事到着した。

スタッフの皆さま、ご参加いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました。

   リーダー  石原 利徳
   サブリーダー  星原 京子 三屋 邦子 三好 康介
   行程  プール前→JR今津駅前~今津港~今津浜園地(昼食)~今津百瀬川園地~湖のテラス~JRマキノ駅前~メタセコイヤの並木~プール前
   レポーター  工藤 時子



 第302回  ウォーキング  2023(令和5)年5月13日(土)   天候 曇り後雨
   のんびり   今津から海津へ    
  歩行距離
9Km
      参 加 者  35名