幸運続きの晴れ間を伊吹山から醒ヶ井へ
参加者レポート 

 

第302回のウォーキングで初めて琵琶湖を見まして、海と見違えるほど広大な湖に感動したのですが、今回は対岸の山の上から琵琶湖を眺めながらのお花畑と、珍しい梅花藻の鑑賞が出来ると言うことでとても楽しみに参加しました。


ただ、梅雨の最中の山行ですので参加者全員が雨を覚悟して重装備の上、伊吹山ドライブウエイ終点駐車場から山頂を目指して歩行を開始したのですが、ところどころ霧がかかったものの青空がのぞくなど奇跡としか思えないような天候で雨具の出番がなく、滅多にお目にかかれない高山植物のシモツケソウ・ホタルブクロ・イブキトラノオ等々をしっかりと鑑賞しつつ1,377mの頂上に無事到達しました。


頂上は下界との温度差が10℃近くあるそうでして、涼風に身を任せながら、遥か昔々の子供の頃の遠足を思い出しつつ手作りのお弁当を味わいました。


 天空の楽園と言われている頂上付近を散策しながら、年内に参拝予定の西国30番札所の「宝巖寺」がある琵琶湖に浮かぶ竹生島等を眺めたのちバスに乗車した途端、突然に雨が降り出し雷鳴も轟き嵐のごとくになりました。なんて幸運なのだろうと思いつつ梅花藻が咲く醒ヶ井に向かったのですが、三たび奇跡が起きまして、バスが醒ヶ井に着く頃は、この豪雨もすっかり上がりました。お陰様で宿場町の面影が色濃く残る街並みを散策しながら、並行して流れる地蔵川に咲く白く可憐な梅花藻を心置きなく鑑賞することが出来ました。


 心配されました事故もなく無事に帰途についたバスの中で、山本会長が「こんなに上手く行ったのは初めてだ」と言われておりましたが、日頃の行いのいい参加者の皆さんが奇跡を呼び込んでくれたのでしょう。大満足の一日でした。

 

リーダー報告

梅雨の明けきらぬ中、好天を祈りつつ最終的に36名の参加でプール前駐車場を7時35分に出発する。西名阪道から高速道を乗り継ぎ、途中2回のトイレ休憩を取り関ケ原ICから「伊吹山ドライブウエイ」へ、山頂は雲につつまれている。


スカイテラス駐車場に11時10分着、トイレ、雨具の身支度を済ませ西登山道から山頂を目指す。登山道脇には鹿よけネットに護られて高山植物が見られるもメインのシモツケソウは蕾かたしでした。12時過ぎに山頂着、雨の来ない内に昼食を済ませる。


山頂の「日本武尊」像をバックに集合写真を撮り、山頂周遊道を巡り元の西登山道で駐車場へ14時に下山する。途中、ポツリ!と雨粒がかかるが濡れずに済む。


駐車場出発後、いきなり雷雨となるも何とラッキーなことか?!あと20分下山が遅かったらずぶ濡れになっていたかも?雷雨が続く中での走行でしたが、醒ケ井に着く頃にはここでも奇跡的に雨は止み二重のラッキーを頂く。


醒ヶ井宿地蔵川に咲く可憐な梅花藻を観賞、ゆっくりしたい気持ちを振り切り15時50分帰途に着く、往路と同じ行程で順調に走行しプール前に予定時間より早く18時20分に帰着する。


今回の行事の中で反省すべき点として、コース分類で「のんびり」としたことで1370mの山頂を目指すにしては余りにも軽装の方が数名見受けられた。たまたま雨に遭わず、ズブ濡れにならなかったからよかったものの、山中でのラッキーを期待してはいけない。


また、過去にも幾度となく発生した途中での靴底剥がれ事故があり、やはり常日頃の装具のチェックが大切です。


   リーダー  山本 善登
   サブリーダー  遠藤 佳弘 大蔵 千鶴子 山本 美紀
   行程  プール前駐車場→伊吹山スカイテラス駐車場~山頂お花畑~スカイテラス→醒ヶ井駅前~梅花藻~駅前→プール前
   レポーター  下村 隆造



 第305回  ウォーキング  2023(令和5)年7月12日(水)   天候 曇時々雨
   のんびり   伊吹山山頂散策と梅花藻鑑賞    
  歩行距離
5Km
      参 加 者  36名