岩が動いた!
参加者レポート 

 

 第307回のウォーキング「笠置山 笠置寺巡り」に37名が参加し、笠置駅近くの公園で準備体操をしてから各自希望で「がんばりコース」と「のんびりコース」に別れて出発しました。私は「のんびりコース」を歩きました。

 天候に恵まれたこともあり、「のんびり」もハードなように思い、体力のなさを痛感させられ、体を鍛えなければと思いました。

 想像を超える巨石を拝見し、すごいなあと自然の力に圧倒されつつ、また、巨石に仏像が彫られ、どのようにして彫ったのか疑問に思い、感心させられました。

 「ゆるぎ石と書かれた立札を見て、本当に動くのかなあと思いつつ押すと動た!」と歓声を上げ童心に戻り、「胎内くぐり」で狭い石の間を進みましたが、生まれ変わるには少し歳がいってしまいました。(笑)

 もみじ公園で楽しくおしゃべりをしながら昼食、園内がきれいに清掃され、とても色鮮やかな紅葉狩りを楽しみました。

 立冬も過ぎたのに、秋のような風を感じ澄んだ空気を味わい、良い一日を過ごさせて頂きました。

 スタッフの方々、楽しませて頂きありがとうございました。

 

リーダー報告

好天に恵まれ、下車した笠置駅では列車内でICOCAをタッチして、乗車料金の支払いを済ませる珍しい電車でした。

笠置山は弥生人が祈りを捧げたと伝わる由緒ある山ですが、後に鎌倉幕府の打倒を企てた後醍醐天皇が追われて、山に立てこもったが幕府によって全山焼き払われたと伝えられています。

参加者37名は、花崗岩の石段が延々と続く「頑張りコース」と、なだらかな登坂が続く車道を歩く「のんびりコース」に分かれて標高289メートルの笠置山頂上を目指しました。

笠置寺で全員参集し小休止後、一周800mの「行場巡り」に。

「伝虚空蔵摩崖仏」は遊歩道のすぐ横に彫られていたが、汚れもなく日本人の礼儀正しさに誇りが持てました。「胎内くぐり」を過ぎると重さ約10トンの「揺るぎ石」、端を精一杯押すと女性の力でも巨大石が動くのです。「太鼓石」は岩をたたくとポンポンと鼓の音がする不思議な岩でした。

昼食場所の「もみじ公園」を上から眺めると文字通り深紅の紅葉に全面覆われ、思わず一同からどよめきの声が上がりました。

帰路は全員でゆっくり「のんびりコース」で下山し、紅葉を満喫した一日でした。

リーダーの坂本さんが町議会行事の関係で参加できず、行程に心配しましたが参加者の皆さんとスタッフのご協力で無事終了しました。

ありがとうございました。

   リーダー  松浦 武(代行)
   サブリーダー  遠藤 佳弘 岡村 古都美 工藤 時子
   行程  JR王寺駅⇒JR笠置駅~登山口~がんばり(東海道自然歩道)・のんびり(車道)~笠置寺~行場巡り~紅葉公園~JR笠置駅(解散)
   レポーター  葭崎 玲子



 第307回  ウォーキング  2023(令和5)年11月24日(金)   天候
   のんびり &
  がんばり 
 笠置山・笠置寺紅葉巡り    
  歩行距離
6Km
      参 加 者 37名