新年のウォークは平群町の歴史探訪から
参加者レポート
   

新年のウォーキングに参加させて頂きました。 近鉄王寺駅で集合して、平群駅へ移動しました。平群駅は初めて降りた駅で美しく整備された広い駅でびっくりしました。
    平群町には100余りの古墳があると知られています。バラ、菊の産地でもあります。ハウスを横に見ながら歩きました。最初に「長屋王」の墓を見学、続いて民家の細い道を通り、つぼり山古墳へ行きました。
   次に訪れたのは白山神社です。境内には中央に弥勒堂、周辺には僧房跡が残っていました。明治初期の神仏分離令により、森垣内の「小森神社」と栗坪の「三十八社神」を合祀して、大字富貴全体の氏神となったらしいです。
   そのあと、竜田川の土手を散策しながら平群神社へ。ここが平群の中心地で平群氏の祖神を祀っていたらしいです。10数段の石段を登り、割拝殿の前に狛犬や石灯籠が並んでいました。そしてお隣の西宮古墳へ行き説明受けたあと、背後にある中央公園で昼食にしました。小雨が降って、少し肌寒く思いました。
   食事を終えて、坂道を下り、道の駅「くまがしステーション」で解散となりました。  平群町観光ボランティアガイドの会の協力で歩かせていただきとっても良かったです。歴史探訪ありがとうございました。

   よい新年のスタートを切らせて頂きました。今年もよろしくお願いします。

 

リーダー報告

 今回は隣町の平群町を巡るコースで、「平群町観光ボランティアガイドの会」のお二人に案内してもらい、白山神社と平群神社に初詣を兼ねた勉強会だった。

前月と同じ人数29名の参加者は準備体操を早々と済ませ、最初の目的地長屋王墓へ向かう。藤原氏の陰謀によって自害させられた、長屋王墓の隣には夫人の吉備内親王墓があり、二グループに分かれて説明を受ける。いつの時代でも争いごとは絶えぬものだ。

次のツボリ山古墳は、7世紀初頭に作られたそうだが石棺が二つあり、そのうちの1つを盗掘者が持ち出そうとしたが、重すぎてあきらめたとの説明には笑ってしまった。

白山神社で初詣を済ませ、桜並木の竜田川土手を通り、古代豪族の平群氏を祭って作られた平群神社へ。参拝を済ませ、小雨のなか昼食場所の中央公園に向かう。

公園入り口にある西宮古墳では懐中電灯で古墳の中が鑑賞できた。ここは聖徳太子の子の山背大兄王の墓との説もあるらしい。聖徳太子の離宮と推測される西宮遺跡が近くに見え、歴史の町平群だなと感じた。昼食を済ませ、最後のお買い物コース「道の駅くまがしステーション」へ向かう。皆さんスピードが上がっているように感じられた。

コース途中から小雨が降ったが大雨にならず、靴底の剥離者も出ずホッとした。無事終了できたのはサブリーダー・参加者・ガイドの会の説明者等皆様のご協力の賜物と感謝しています。有難うございました。

   リーダー  松浦  武
   サブリーダー  岡村 古都美 上岡 政廣 辰巳 恵子
   行程  近鉄王寺駅⇒平群駅~長屋王墓~つぼり山古墳~白山神社~竜田川沿い~平群神社~西宮古墳~中央公園(昼食)~道の駅(解散)
   レポーター   竹森 喜子



 第309回  ウォーキング  2024(令和6)年1月10日(水)   天候 曇時々雨
   のんびり   平群福貴の里山を巡りへぐり道の駅へ    
  歩行距離
7Km
      参 加 者 29名

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