梅林はまるで雲海のように
参加者レポート
   

久しぶりのバス旅を、心待ちにしていました。晴天に恵まれ38名が参加しました。

歩き出すと、すぐに急な坂道が続き、心臓バクバクです。コースは2種類あり、奥の千本まで行くがんばりコースに30名、途中から引き返すのんびりコースに8名と二手に分かれました。

途中に数軒、地元の人の手造りの梅干しやこんにゃく、また蕗のとうやぜんまいの水煮等など売られており買物を楽しみました。梅は2月中旬ごろの暖かい日が続いたので、例年より2週間ほど満開の時季が早くなったそうです。 

そのため時期は少し過ぎていましたが  梅の花々は山肌に沿って雲海のような美しい風景を、見せてくれました。  

昼食は煖房のきいた資料館の広間で、おいしく頂きました。資料館には立派な段飾り雛が10組ほど飾られていて華やかな雰囲気です。また、宝物の展示もあり、説明を受けました。

 賀名生の里は南北朝の時代には、南朝三帝の仮皇居となり、帝が滞在しておられた民家が堀家です。「皇居」と書かれた扁額がその堀家の入り口にかけられています。その他、北畠親房の墓などがあり、歴史の一幕に触れることが出来、感慨深いものがありました。  

 リーダーにより、賀名生の里のそれぞれの詳しい説明があり、勉強になりました。楽しかった一日が終わり、無事帰町、皆様お世話様でした
リーダー報告

久しぶりのバス移動で、五条市西吉野の賀名生に参加者38人で観梅に行きました。

賀名生梅林は梅干しの生産地で、生産の木はほとんどが在来種の「林州」で一斉に咲くため、暖冬の今年はすでに終わっているのでは?と少し心配していましたが、何とか残っていたのでほっとしました。

21年前の歩こう会では周遊道一周のんびりだったようですが、下見の結果上りが少しきついので、一周するがんばりと途中の東雲千本で引き返すのんびりを設定しました。7人の方がのんびりを選ばれ、コース分けは良かったのではないかと思います。

昼食は、歴史民俗資料館の伝承館で取りました。資料館の方の配慮で机、椅子、座布団を準備して頂き、暖房も事前に入っていて、感謝です。

資料館の展示について、観光ボランティアガイドの方がユーモアを交えて説明してくださり、興味深く聞くことができました。少し南北朝の歴史に詳しくなったような気がしました。隣接のおひなさま展の説明で、「うれしいひなまつり」の歌詞の間違いを作詞者のサトウハチローが恥じていた逸話の紹介も面白かったです。

その後、皇居跡、後醍醐天皇側近の北畠元房の公墓、五新鉄道跡を散策して駐車場に戻りました。帰路途中で雪が降り始めたのですが、午前中は天候に恵まれ楽しく過ごせたように思います。

   リーダー  遠藤 佳弘
   サブリーダー  星原 京子 平井 史郎 常盤 美恵子
   行程  プール前→賀名生梅林駐車場~歴史民俗資料館~賀名生梅林~歴史民俗資料館(昼食)~北畠親房公墓~賀名生梅林駐車場→プール前
   レポーター  北川祥子



 第310回  ウォーキング  2024(令和6)年3月9日(土)   天候
   のんびり 
がんばり 
 賀名生梅林散策    
  歩行距離
4Km
5Km
      参 加 者 38名

yamato