参加者レポート
河鹿蛙の声を聴きながら 
 「半夏生 あなた一体 何なのか?」草花の好きな妻に教えられ、今が盛りのドクダミ科の1年草だと知りました。梅雨の最中でもあり、30名程度の参加か?と思っていましたが、なんと70名、バス2台での出発です。予定より1時間も早く、10時には御杖神社に到着しました。
   御杖村は有名な曽爾高原のある曽爾村の奥で、隣はもう三重県。人口2200人の山村だそうです。杉の大木に囲まれた神社での柔軟体操の後、メインイベントの「半夏生園」見学です。「半夏生」は県の準絶滅種に指定されているそうですが、庭や鉢に植えている人も多く、勝手に自生するそうです。岡田の谷の3,000平方米に群生しており、実に見事です。入園料も無料で、周囲に柵を巡らし、鑑賞道も完備しています。いずれにしても群生しているところを見てこそ値打ちがあるような気がしました。
  体育館を開錠してもらってのおにぎりの美味しい事。すぐ隣の禅寺(東禅寺)の素朴な太い木材も、流石山深い里にふさわしいと感じました。
  12時過ぎに出発です。小雨が降る中、伊勢本街道を一時間ほど歩いて、御杖村道の駅に到着し、買い物に、入浴にと三々五々自由行動です。私は「姫石の湯」で露天風呂にドブ~ンです。JAF会員証で5人まで700円が560円に割引され、大いに得をした気分になりました。私の好きな種田山頭火の句に「チンポコも おそそも入る 露天風呂」という洒落た句がありますが、私も一句!!「思い切り 手足を伸ばし 露天風呂」
  河合町歩こう会は20年近くの歴史があり、しっかりとした組織で、わが町の自慢だと思っていましたが、リーダーさん曰 く「行事予定も企画部30名余が行きたいところを書き、メンバー全員の投票で決定する等、きわめて民主的に運営されている。下見も担当役員が1ヶ月前に行うが、トイレと昼食場所の確保は特に念入りに行うようマニュアルもある」とのことでした。

 

リーダー報告
   多数のご参加に感謝しつつも、梅雨の真っ最中、天候を気にしながら8:10定刻通りバス2台での出発となりました。
   道路事情に恵まれ、予定より大幅に早い9:40目的地の御杖神社に到着。この時間差で利用者とトイレ数のアンバランスを解消することができ、スタッフとしては大助かりでした。トイレの待ち時間で各々神社に参拝、体操のあと10:20に出発。
   半夏生園は入口に幟が立てられ、休憩所まで設置されていて、下見時とは大違い。昨年、マスコミに取り上げられて以来見学者が急増したとのこと、むべなるかな。
  半夏生は八分咲き。参加の皆さんは3000㎡の広い谷に咲き乱れる花を存分に鑑賞、カメラやスマホを向けたり、談笑を交わすなど有意義な時間を過ごされました。
   11:10集合写真のあと出発。このころから小雨が降り始めます。
   昼食場所の健民グランドの体育館には約半数の人が入場、他は軒下でそれぞれ弁当を広げました。グランドの上方の東禅寺の庭を見学された方もいたようです。
  12:15 ほぼ全員が傘をさしての再出発。ここからはもう伊勢街道です。民家の軒下には街道を描いた灯篭がおかれ、しめ飾りが吊られています。佐田峠まではゆるい登り、ここで休憩を予定していましたが雨のため、首切り地蔵を見ただけで通過。点在する敷津の七不思議のスタンプラリーも断念せざるをえませんでした。昨年登った倶留尊山、ゆるやかなスロープを描く大洞山も雲の中です。
   途中、傘の行列が道路いっぱいになり、歩こう会のマナーを乱したこと、水分補給の時間を取らなかったこと、などを大いに反省しています。
   13:30道の駅到着。皆さんそれぞれに入浴、買い物、歓談などで時間を過ごされました。14:35道の駅を雨の中出発。榛原付近から青い空がのぞき、16:10予定より約50分早くプール前に到着しました。(河合町は、一日中雨は降らなかったそうですよ)
   ご参加の皆さん、スタッフの皆さんご協力ありがとうございました。

 


リーダー 石原 利徳
サブリーダー 大野 まゆみ 鈴村 留美子 三好 康介
行程
河合町プール前⇒御杖神社~半夏生園~県民グランド(昼食)~佐田峠~御杖村道の駅・姫石の湯⇒プール前
レポーター 吉村 睦彦



第280回 ウォーキング 2019年(令和1年)7月6日(土) 天候 曇り後雨
のんびり 御杖村の半夏生と伊勢街道
歩行距離 Km
参 加 者 70