参加者レポート
犬鳴渓谷散策 
   大阪府南部にある犬鳴渓谷は修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)によって開山された関西屈指のパワースポットとして有名な「犬鳴山」の麓にあります。
   ほぼ予定通り、犬鳴渓谷駐車場に到着。あいにく降りだした小雨の中、目的地の七宝瀧寺まで約1.5KMを渓谷沿いに、リーダーの誘導で足元に注意しながらゆっくりと歩きました。 
   この付近の大小の滝は霊力があるということで全国から多くの人が訪れるとのことです。役行者、弘法大師など我が国の仏教界に名を残している人々が修行したところです。七宝龍寺を参拝のあと行者の滝を経て、昼食場所の修験資料館に到着。
   大広間で昼食後、当寺責任者から七宝龍寺の由来等について軽妙で分かり易い説明を受けました。天井全面には花絵マンダラがあざやかに描かれ、最上階では伝統を伝える仏具、法具、書画等、めったに見ることのできない展示物を見学でき、天狗行者像や燃える不動明王図にも感動しました。
   もともと当日は休館日でしたが、事前の交渉のおかげで、貴重な機会を過ごせました。
   スタッフの皆さんには、大変お世話になりありがとうございました。
リーダー報告 
   昨年、台風21号で道路が寸断され催行中止となった犬鳴渓谷は今年も天気には恵まれませんでしたが、超大型バスはほぼ満員の参加者を乗せて定刻通り出発し、犬鳴渓谷駐車場へ早めに到着しました。雨のなか軽めの準備体操を済ませ、目的地の七宝瀧寺を目指して歩き出しました。 
   前日来の降雨で水量が増した何条もの滝が水しぶきを上げて私達を歓迎してくれました。
   やがて雨も止み、七宝龍寺境内で集合写真を撮った後、役行者が修行した「行者の滝」を見学しました。凄まじい水量で流れ落ちる滝に息をのむ人、「わ~凄い!」と声をあげる人。いずれも想像以上の光景に皆さんの動きが止まってしまいました。
   大峰山の修験道は古来女人禁制が敷かれていましたが、ここ葛城修験道は女性に解放されており、滝に打たれて一心不乱に修行した女行者の姿が目に浮かびました。
   行者の滝に心を残しながら、日程調整までして開館してもらった「修験資料館」で役行者が開祖したと伝わる七宝龍寺の由来の説明を受けた後、大広間で天井に描かれた花絵マンダラを見ながら昼食を済ませました。
   参加者の皆さんは買い物ツアーと銘打った通り「こーたりーな」で新鮮な野菜を「青空市場」で珍しいセリを見学した後、獲りたての魚を値切り倒して買いまくっていました。両手に一杯の買い物袋を持ったニコニコ顔の参加者を乗せて定刻より早めにプール前に帰着できました。
   帰りのバスの中では87歳で免許更新した元気印の金森さんから楽しく為になる漢字読みテストを披露していただき、有難うございました。
   参加者の皆さんスムーズな運行にご協力いただき感謝致します。
   スタッフの皆さんお疲れさまでした。有難うございました。

 


 


リーダー 松浦 武
サブリーダー 赤枝 みどり 服部 絹子 前田 清則
行程
プール前⇒犬鳴渓谷P~七宝龍寺~修験資料館(昼食)~犬鳴渓谷P⇒こーたりな⇒青空市場⇒プール前
レポーター 坂本 順一




第282回 ウォーキング 2019年(令和1年)10月19日( 天候 曇時々雨
のんびり 犬鳴渓谷散策
歩行距離 Km
参 加 者 45