参加者レポート

1年ぶりの行事に、雪の歓迎

  午前8時30分、集合場所のまほろばホールでは雪が舞い、風も強く、気温は1℃。実に1年ぶりの河合町歩こう会の行事にしては、大変な歓迎ぶりです。それでも参加者(10名)は元気に出発、マスク越しの会話も弾んでいます。
  上牧町下牧の峠にある片岡城址には小さな祠と説明書きがあり、1月に終了した大河ドラマの明智光秀や松永久秀の名前が記されています。リーダーの歴史の説明に耳を傾けた後の下り道で、梅やロウバイに交じって、早春を象徴するマンサクの花を見つけました。
   このころやっと雪は小康状態に。国道を挟んで尼寺廃寺資料館で休憩、ここからは美しが丘への上り坂。マスクを着用した身には堪えます。
   10時20分、畠田公園でのんびりコースの6名と合流。頂上へは約2㎞の行程です。
   登り道で雪を冠った二上山を見ました。参加者のスマホのシャッター音の嵐です。さらに高度を稼ぐと、先ほどの雪が木の幹や葉っぱに積もっていて、風が吹くたびにまた宙に舞います。頂上まであと200mの展望の良い地点に7月に訪ねる予定の「亀の瀬地滑り対策地」の案内板がありました。
   11時10分、頂上に着くと、上りでは感じなかった寒さが一挙に襲いかかります。気温は2℃。展望台の下には珍しい氷柱(つらら)を見つけました。案内板パネルも雪に覆われています。それでも展望は360度。大パノラマです。展望台の上で、雪に煙る二上山とそれに続く葛城・金剛の山々をバックに集合写真。大和青垣の連山の中に若草山を発見、眼下に河合町や上牧町が手に取るように感じられます。大阪平野のビル群の中からアベノハルカスの姿も。
   三寒四温。早春を感じる季節の一番寒い日に、この明神山の貴重な景色を味わえた幸運を喜びながら山を下りました。

リーダー報告
  新型コロナウイルス感染症の発症に伴って、河合町歩こう会でも昨年2月以来、全ての行事を中止していましたが感染症対策をしっかりとって1年ぶりの開催となりました。
  朝、蒲団から出ると雨音がして、本日の天気はどうなるかと心配しました。7時頃には雨もやみほっとしましたが、雲行きはおかしくなり、雪が舞ってきました。10時頃には天気になるという気象庁の天気予報に期待をして、がんばり組みの集合場所であるまほろばホールに向かいました。
   まほろばホールからの参加者は10名に留まりましたが、参加者の元気な返事につられて歩きはじめ、途中は雪が舞う中でのハイキングとなりました。畠田公園からのゆっくり組の参加者6名を含めて総勢16名で明神山の頂上に向かうことになりました。
   明神山の林道では、付近の木の枝にのった雪が、白い花のように見えて美しく、雪で白くなった二上山を楽しみながら頂上を目指しました。明神山の頂上付近では風が強くなってきましたが、葛城山や金剛山の雪景色がきれいに見え、奈良側では亀の瀬や春日山が、大阪側では古市・百舌鳥古墳群が、アベノハルカスや明石大橋までも見えて、360度のパノラマの展望を楽しみました。
  展望台には“つらら”も見ることができ、久しぶりの冬山らしさを感じることができましたが、寒くなる前に早々に下山して、11時半頃には明神4丁目のバス停での自由解散となりました。久しぶりのハイキングでしたが、雪景色も見れて楽しい半日でした。

リーダー 富田 雅俊
サブリーダー 岡村 古都美 前田 清則 山本 美紀
行程
Jまほろばホール~尼寺廃寺~畠田公園(のんびりコース合流)~明神山山頂~明神4丁目バス停(解散)
レポーター 石原 利徳



第287回 ウォーキング 2021(令和3)年 2月17日(水) 天候 雪のち曇り
のんびり
がんばり
明神山ハイキング
歩行距離 4
8
Km
Km
参加者 31