歌姫街道 |
”歌姫街道“なんてロマンチックな今回のコースでしょう。平城京で雅楽を奏し、舞を舞った女官たちの住まいが、街路沿いにあったことが由来とのこと。
私たち一行31名、興味津々でいざ出発!
第一次大極殿から、コナベ、ヒシアゲ古墳へと歩いていると、あれ?右手に自衛隊機発見。ここに奈良航空自衛隊基地があることは初耳です。磐之媛命陵に参拝したあと、マスクを一瞬外し無言で「ハイチーズ」。集合写真の撮影です。
奈良と京都を結ぶ古代、多くの人々が行き交った歴史の道、ここから歌姫街道の散策です。狭い道路を車に気を付けながら1列で行進。歌姫神社に参拝。ここからは静かなハイキングロード。赤や黄色の落ち葉を踏みしめながら私はルンルン気分。(当時の方々は雅やかな?厳かな??気持ちだったのでしょうか)どこまでも歩きたいです!
平城京や寺院の莫大な数量の瓦を焼いた、瓦窯あとを見学後、本日のコースは解散となりました。それぞれが近鉄高の原駅周辺でおなかを満たし帰路につきました。
新型コロナの感染拡大で、中止やお休みをしたため、2年ぶりの参加でしたが、12月とは思えぬ暖かな快晴に恵まれ、幸せな気分最高でした。
私、外部からお仲間に入れてもらって、いつも”未知のコース”を案内していただき楽しみにしています。
来年も「河合町歩こう会」の皆さまとご一緒させていただく機会が数多くありますように、健やかで明るい年でありますように願っています。
歌姫街道ウォーキングは、今年3月に企画されながら新型コロナの感染拡大により中止され、6月に臨時企画として復活したが又しても中止、そして3度目の正直で今回実施された。
参加者は31名、曇り勝ちながら時折晴れ間の覗く穏かな日となり絶好のウォーキング日和となった。
近鉄西大寺駅を出発して最初のポイントは平城京第一次大極殿。先に復元された朱雀門と大極殿の中間に平城京大極殿南大門の復元も進みほぼ完成した姿を見せていた。
平城宮跡をあとにして、佐紀楯列古墳群の一角コナベ古墳へ、古墳を囲む外濠には古墳の丘の紅葉が映り込み清々しい心持にさせてくれる。濠の水がもう少し澄んでいれば絶景なのにと惜しみながら道をたどる。古墳の右手には航空自衛隊の基地があり、航空機の展示が垣間見える。古墳群の中に基地が存在することに少し違和感を覚えながらさらに進みヒシャゲ古墳に到着、下見の際には白鳥が2羽浮かんでいたがこの日は姿がない。ここには宮内庁が管理する磐之媛命(仁徳天皇の皇后)陵墓がある。
今回のウォーキングテーマとなった歌姫街道は、平城京の時代に雅楽を演奏する女性達の住いが有った所らしいが、車両交通量の多い狭い道路だ。名前とは裏腹に現実世界に引き戻される街道だが、今回は車も少なく一安心。
途中、無人の歌姫神社(添御縣坐神社)で一休み、歩行者専用道路を経て音浄ヶ谷公園へ。ここでは平城京建立の際に使用された瓦を焼いた窯跡(復元された?)を見学。
最後に、近鉄高の原駅にて解散。大方は昼食懇談のためイオンモールへ繰り出した。
リーダー | 上岡 政廣 | |
サブリーダー | 熊沢 朋子 常盤 美恵子 矢野川 千恵子 山本 美紀 | |
行程 |
近鉄田原本駅⇒西大寺駅~第一次大極殿~コナベ古墳~ヒシャゲ古墳~歌姫神社~音浄ヶ谷公園~近鉄高の原駅 | |
レポーター | 竹森 喜子 |
第289回 | ウォーキング | 2021(令和3)年 | 12月10日(金) | 天候 | 晴 |
のんびり |
歌姫街道ウォーキング | ||||
歩行距離 | 7.5 |
Km | |||
参 加 者 | 31 | 名 |